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1.Wir sind Helden!!
2.1987年
3.パリーブレスト
 自転車と
 フランス菓子

4.最下位という誇り
5.バイクと女性と
 コスチューム
 
6.アニーロンドンデ
 リーと嗜輪会
7.All Rounder!!

 前回、イタリアトスカーナ地方で開催されている「 L'エロイカサイクルレース」を紹介した。このイベント参加の条件に適合しているBikeが1987年以前に作られた自転車であるということ!
 このイベントや西欧の自転車乗りは、どうもこの年を境に「ヴィンテージ」としているらしい。
 1980年代には、しばらく前まで爆発的人気のあったMTBが作られ始めた頃でもある。名称をMTBにするかATBと呼ぶかなどと言われていた頃でもある。僕はATBのほうが適した名称だと今でも思っているが。オール・テライン・バイク(All terrain Bike)!! 

余談はさて置き、ロードレーサーフレームといえば、長い間、鉄合金主流でダイヤモンド型というのが定着していた。しかし、1986年、素材的に全く新しい発想のもとにカーボンフレームがLOOKより発売された。このなんとも懐かしいフレーム(画像はお借りしたものです)。LOOKがTVTというヘリコプターの操縦桿をカーボンで作っていた会社にOEMして発売した。思い出された方もおありだろう!!
 1986年、ツールドフランスを制覇したグレック・レモン!! その時、彼が使用したカーボンフレームは、ステアリングコラム以外はフルカーボンと聞いている。

 それと同じ頃に、ペダルも全く新しい構造に変化している。1970年にチネリが史上初のビンディングペダル(クリップレスペダル画像左上)を開発したが、使い勝手が悪くて数年で姿を消してしまった。
 それから色々とメーカーの試行錯誤があって、ついに1984年にスキー用ビンディング製造メーカールック(画像左下)がビンディングペダルを開発した(wikipediaより)。それまでの「トウクリップ&ストラップ」スタイルから一転、使用が完全に異なっている。
 また、その頃からコントローラーもダブルレバーから現在のコントロラー仕様のようになった。   そして1986年にLOOKがカーボンフレームを発表、翌87年にはビアンキのC4が発表された。 歴史を辿ってみると、「1987年」・・・なるほどと思える。

 しかしながら、ちょっと想うのが、このカーボンフレーム。耐久性はどうなのだろう?  軽くて振動吸収に優れているとはいえ、剛性は強い。貧脚になりつつある僕らアラカン世代にはどうなのだろう・・・やっぱり「クロモリ」が適しているのではないかと思う。理論派天才ビルダー・アマンダの千葉洋三師曰く、「ヒルクライム専用なら24インチカーボンが面白い!! ホビーレーサーで100?以下のレースなら、クロモリで十分!!」と言い切る。確かにホビーレースでクロモリに乗っている人は、速い人が多いようだ。
 カーボンフレーム誕生から四半世紀、フレーム素材にもっと多様性を持たせて欲しい、メーカーさんにお願いしたい。

mo-going