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1.Wir sind Helden!!
2.1987年
3.パリーブレスト
 自転車と
 フランス菓子

4.最下位という誇り
5.バイクと女性と
 コスチューム
 
6.アニーロンドンデ
 リーと嗜輪会
7.All Rounder!!


Campagnolo
Paris-Roubaix
Model"(フリー変速
システム)なんて
バイクも参加している。

「我々はヒーローだ!!」これは昨年のドイツの代表的新聞”Die Zeit"の見出しである。
今年の”GQ"(英国の男性誌)3月号にも紹介されているが、イタリアトスカーナ地方で開催されている、
” L'エロイカサイクルレース”をご紹介しよう。

 この面白いイベント(ホビーレース)は、最初・フィレンツェの南にstrade bianche(白道=非舗装の砂利道)を存続・保全するためのイベントとして1997年に開催されたのが始まりである。今年のジロデイタリア第5ステージでも登場したエリアでもある。西欧のサイクリスト達は、フランスのパリ・ルーベ(パベ=石畳)に対して(strade bianche=白道)と称し、ホビーレースの最高峰のひとつとして、今や世界中にファンがいるようだ。今年も10月5日に開催される。

 毎年、写真のような出で立ちでヴィンテージバイクを操る。コースは24マイルから127マイルの距離別に4コース。結構アップダウンがあって、砂利道がなんとも僕らの若い頃の林道を思い出させる。
 このイベントにはひとつ厳格な参加条件、ルールがある。それは、1987年以前に作られたBIKEであること。したがってスチール製・ダブルレバー仕様・トークリップスタイルのロードレーサーでなくてはならない。 

 1987年は西欧の自転車関係者がエポックメーキングとしている年で、ビンディングペダル、つまりLOOKの独創的ペダルが出現した年であり、ペダル仕様の変革期であった。

 このイベントでかつては宮田と富士のバイクも参加したそうだ。古いロードレーサーファンなら頷づけるだろうが、当時は宮田と富士は世界で知られるバイクだったのだ。

 バイク自体がレトロ・クラシックであると同時にコスチュウムもメリヤスウールジャージが殆どで、ヘルメットではなく、カスクやキャップ姿がとても多い。
 サイクルレースとはいえその目的は、127マイル(200キロ強)を12時間以内で完走することで順位はない。ヒーロー、ヒロイン等々の表彰はあるが、あくまでも楽しむもの。そしてこのイベントの収益金は、アフリカに小学校を建てる資金になる。ともかく明るく愉快なイベントである。
 今、日本国内でもロードレーサー流行り。ヒルクライムやエンデューロ、ツールド何々などのレースが盛んである。そんな中で、クラシックバイクでなくても良い、例えば鉄合金フレームだけのイベントとか、思い切りコスチュウムに凝ってみたりとか、とにかく速さを競うのではないイベントを創設しようぞ・・・皆さん。

サポートカー? 広報車 !?!

参加者のコステゥームやジャージも楽しい!!